伝統と革新が息づく、
新たな時代への第一歩をともに踏み出そう

立教大学は、150年という時を超えて受け継がれてきた、知恵と経験、そして人と人とのつながりというかけがえのない財産を有しています。何よりも、創立者であるウィリアムズ主教が持つキリスト教の理念、チャレンジ精神、グローバル・マインドが息づいています。これらは、未来を生きる学生たちにとって、限りない可能性を拓く鍵となります。この伝統の上に、私たちは今、新たな一歩を踏み出します。気候変動や生態系の危機といった地球規模の課題に真摯に向き合い、変化の時代を前向きに切り拓く力を育む新しい学部――それが、立教大学に誕生する環境学部です。過去の歩みを胸に、未来を見据え、ともにこの学部を築き上げていきましょう。新たな時代の創造者としての一歩が、ここから始まります。

環境を守ることは、自分の未来を守ること
−「好き」を力に、文理を超えて挑もう

私は立教大学文学部ドイツ文学科出身ですが、修士課程から理転してサンゴの生物学研究を始め、移植サンゴの繁殖生態をテーマに理学博士号を取得しました。その後、学術振興会特別研究員（ PD ）を経て、現在は大学で生物学を教えています。一番の研究成果は、イシサンゴ目（いわゆるサンゴ）に２つの亜目を新設したこと（ Okubo 2016 ）です。この私自身の経験から、文系理系の枠に制約されることなく「好き」という気持ちを大切にすれば、新しい分野に挑戦できるだけでなく、未来に残る成果を生み出すことも可能だと実感しています。理系が不得意でも、文系が不得意でも心配いりません。立教大学の環境学部には、文理を問わず多様な視点から生き物や環境について学べる体制があります。ぜひ一緒に自然の不思議を探求しましょう。

学び、疑い、考え、
持続可能な未来をひらく

立教大学の環境学部の特徴は「リベラルアーツで学ぶ」環境学です。さまざまな分野を横断的に学ぶことですが、その目的や効果は各分野の視点・視野・視座を身につけることです。私の専門は「有機化学」ですので、化学的な視座から見ます。ある行動を起こすとき、化学的にみて適切なのかと、立ち止まって考えます。
より良い選択のためには、疑いを持って考えることも必要です。疑いは、学びから得た知識によって起こり、実際の経験によって確信へと変わります。
立教大学の建学の精神は、「普遍的なる真理を探究し、私たちの世界、社会、隣人のために」です。学問的な疑いを持ちながら、真理を探究し、自分以外の誰かのために、という姿勢を身につけて欲しいと思います。みなさんと一緒に学び、疑い、考え、みなさんと一緒に行動する学部を目指しています。

環境×対話×協働で
新たな社会を創造する

社会を「持続可能」なかたちに変えていく必要性が広く認識されるいま、立教大学が環境学部を開設することは、世界のこれからを担う人々を育て、そのネットワークの軸となろうとする意志の表れです。
持続可能な社会を創造するためには、異なる価値観や立場を持つ人や組織が、公正で対等な関係を築き、いまの枠組にとらわれることなく、対話を通じて未来を描き、ともに取り組んでいく必要があります。
環境学部では、さまざまな関心や強みを持つ学生が、対話と協働を通じ、新しい社会の創造にともにのびのびと挑戦することを大切にしていきます。可能性に満ちあふれた新たな学びの場づくり、そしてこれからの地球を支える新たなネットワークづくりに、一緒に取り組んでくれる学生のみなさんとの出会いを、心から楽しみにしています。

持続可能な社会への
トランジションを起こそう

迫りくる気候変動に、止まらない生物多様性の損失…。私たちは今、とても厳しい地球環境に直面しています。こうした問題に対処するためには、1人1人が地道に環境に良い行動をとるだけでなく、社会の仕組みやルールそのものを持続可能なものに創り変えること、つまりトランジション（変革）が必要です。そして社会の仕組みは、1人だけでは変えることはできません。
立教大学環境学部では、自分の軸となる専門性を高めつつも、持続可能な社会へのトランジションを起こすためのさまざまなアプローチを学ぶことができます。同じような志を持つ仲間や、現場をよく知るユニークな教員と出会うこともできるでしょう。「これからの世の中は、私たちが変えてやるんだ！」という気概をお持ちの方、ぜひここで一緒にその土台をつくりましょう。

学び、疑い、考え、
持続可能な未来をひらく

立教大学の環境学部の特徴は「リベラルアーツで学ぶ」環境学です。さまざまな分野を横断的に学ぶことですが、その目的や効果は各分野の視点・視野・視座を身につけることです。私の専門は「有機化学」ですので、化学的な視座から見ます。ある行動を起こすとき、化学的にみて適切なのかと、立ち止まって考えます。
より良い選択のためには、疑いを持って考えることも必要です。疑いは、学びから得た知識によって起こり、実際の経験によって確信へと変わります。
立教大学の建学の精神は、「普遍的なる真理を探究し、私たちの世界、社会、隣人のために」です。学問的な疑いを持ちながら、真理を探究し、自分以外の誰かのために、という姿勢を身につけて欲しいと思います。みなさんと一緒に学び、疑い、考え、みなさんと一緒に行動する学部を目指しています。

学び、疑い、考え、
持続可能な未来をひらく

立教大学の環境学部の特徴は「リベラルアーツで学ぶ」環境学です。さまざまな分野を横断的に学ぶことですが、その目的や効果は各分野の視点・視野・視座を身につけることです。私の専門は「有機化学」ですので、化学的な視座から見ます。ある行動を起こすとき、化学的にみて適切なのかと、立ち止まって考えます。
より良い選択のためには、疑いを持って考えることも必要です。疑いは、学びから得た知識によって起こり、実際の経験によって確信へと変わります。
立教大学の建学の精神は、「普遍的なる真理を探究し、私たちの世界、社会、隣人のために」です。学問的な疑いを持ちながら、真理を探究し、自分以外の誰かのために、という姿勢を身につけて欲しいと思います。みなさんと一緒に学び、疑い、考え、みなさんと一緒に行動する学部を目指しています。