国内外で高い評価を受ける演劇作家・小説家の岡田利規氏が、本学環境学部開設準備室の大久保奈弥教授の著作をもとに音楽劇『未練の幽霊と怪物』の『珊瑚』を創作、神奈川芸術劇場にて上演が開始されました。
『珊瑚』の主演は、東京オリンピックでソロパフォーマンスを披露したダンサー・俳優のアオイヤマダ氏です。本作は大久保教授の著書『サンゴは語る』(岩波ジュニアスタートブックス)および岩波書店『世界』掲載論考「サンゴの移植は環境保全措置となり得ない―自然再生に隠された研究者と行政の責任」にインスピレーションを受けて創作され、大久保教授は脚本監修としても参加しています。 学術的知見と舞台芸術が交差する本作品は、能の中でも「夢幻能」と呼ばれる形式を用いています。埋立てが続く辺野古大浦湾に生息していた『珊瑚』をシテとする1作と、社会の獰猛な渦に翻弄された女性に主眼を置く『円山町』の二本立てで上演されています。
■日程/開演時間
会場:KAAT神奈川芸術劇場 <大スタジオ>
日程:2026年2月13日(金)〜3月1日(日)
https://www.kaat.jp/d/miren2026
【岡田利規氏プロフィール】
演劇作家・小説家。演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰。言葉と身体の独自の関係性を探る創作で国際的に高い評価を受け、アジア・欧州・北米・南米あわせて90都市以上で作品を上演。2007年『三月の5日間』で海外進出以降、ベルリン演劇祭に複数回選出されるなど国際的評価を確立。『プラータナー:憑依のポートレート』で読売演劇大賞・選考委員特別賞を受賞。『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)および鶴屋南北賞を受賞。小説家としても『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で大江健三郎賞、『ブロッコリー・レボリューション』で三島由紀夫賞および熊日文学賞を受賞。2026年度より東京芸術劇場芸術監督に就任予定。
【大久保奈弥教授プロフィール】
専門はサンゴの生物学。立教大学文学部ドイツ文学科卒業後、理転して東京水産大学大学院資源育成学専攻に入学後、サンゴの移植と繁殖生態に関する研究を始め、水産学修士を取得したのち、東京工業大学大学院生命理工学研究科で理学博士を取得。日本学術振興会特別研究員(京都大学)、優秀若手研究者海外派遣事業(オーストラリア国立大学)、慶應義塾大学特任助教、東京経済大学全学共通教育センター教授を経て、2025年より現職。サンゴ(イシサンゴ目)の発生様式が2つのグループに分かれることを発見し、遺伝子配列のデータと合わせて2つの亜目を新設、その成果が公益財団法人日本動物学会藤井賞・ZS Awards (2017)を受賞。
『珊瑚』の主演は、東京オリンピックでソロパフォーマンスを披露したダンサー・俳優のアオイヤマダ氏です。本作は大久保教授の著書『サンゴは語る』(岩波ジュニアスタートブックス)および岩波書店『世界』掲載論考「サンゴの移植は環境保全措置となり得ない―自然再生に隠された研究者と行政の責任」にインスピレーションを受けて創作され、大久保教授は脚本監修としても参加しています。 学術的知見と舞台芸術が交差する本作品は、能の中でも「夢幻能」と呼ばれる形式を用いています。埋立てが続く辺野古大浦湾に生息していた『珊瑚』をシテとする1作と、社会の獰猛な渦に翻弄された女性に主眼を置く『円山町』の二本立てで上演されています。
■日程/開演時間
会場:KAAT神奈川芸術劇場 <大スタジオ>
日程:2026年2月13日(金)〜3月1日(日)
https://www.kaat.jp/d/miren2026
【岡田利規氏プロフィール】
演劇作家・小説家。演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰。言葉と身体の独自の関係性を探る創作で国際的に高い評価を受け、アジア・欧州・北米・南米あわせて90都市以上で作品を上演。2007年『三月の5日間』で海外進出以降、ベルリン演劇祭に複数回選出されるなど国際的評価を確立。『プラータナー:憑依のポートレート』で読売演劇大賞・選考委員特別賞を受賞。『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)および鶴屋南北賞を受賞。小説家としても『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で大江健三郎賞、『ブロッコリー・レボリューション』で三島由紀夫賞および熊日文学賞を受賞。2026年度より東京芸術劇場芸術監督に就任予定。
【大久保奈弥教授プロフィール】
専門はサンゴの生物学。立教大学文学部ドイツ文学科卒業後、理転して東京水産大学大学院資源育成学専攻に入学後、サンゴの移植と繁殖生態に関する研究を始め、水産学修士を取得したのち、東京工業大学大学院生命理工学研究科で理学博士を取得。日本学術振興会特別研究員(京都大学)、優秀若手研究者海外派遣事業(オーストラリア国立大学)、慶應義塾大学特任助教、東京経済大学全学共通教育センター教授を経て、2025年より現職。サンゴ(イシサンゴ目)の発生様式が2つのグループに分かれることを発見し、遺伝子配列のデータと合わせて2つの亜目を新設、その成果が公益財団法人日本動物学会藤井賞・ZS Awards (2017)を受賞。
